9.贈与と相続 どちらがお得

◆財産が多いので、今のうちに贈与しておこう!
◆相続税対策で生前贈与した方が得では?
このような相談を頂くことが頻繁にあります。
迷っている方も相当数おられるのと思います。
まずは「相続税の基準」と「贈与税の基準」を見比べて下さい。

贈 与 税 の 基 準◎
  控除後の金額 税率 控除額 
  200万円以下 10%  な し
  400万円以下 15%  10万円
  600万円以下 20%  30万円
 1,000万円以下 30%  90万円
 1,500万円以下 40% 190万円
 3,000万円以下 45% 265万円
 4,500万円以下 50% 415万円
 4,500万円超 55% 640万円
相 続 税 の 基 準★
  控除額を超えた額 税率  控除額
    ~1千万円以下 10%  な し
 1千万円超~3千万円以下 15%  50万円
 3千万円超~5千万円以下 20%  200万円
 5千万円超~1億円以下 30%  700万円
  1億円超~2億円以下 40% 1,700万円
  2億円超~3億円以下 45% 2,700万円
  3億円超~6億円以下 50% 4,200万円
   6億円超55%  7,200万円
例えば 税率40%の金額を比べてみると
「相続税」では『1億円超~2億円以下』に対して
「贈与税」では『1,500万円以下』と、大きな差があります。
「相続」の方が「贈与」より税率は低いことがわかります。

ここでちょっと例を挙げてみましょう。
・評価額2千万円の土地及び家屋を贈与する場合と
相続する場合とで比較してみます。
贈与税◎
贈与には下記の2種類があります。
 ①暦年贈与
1年に110万円以下の金額相当を贈与すれば無税。
贈与対象額は 2千万円―110万円(控除額)=1,890万円
上記の表から税率は45%なので
1,890万円×45%―265万円=585.5万円が贈与税です。
 ②相続時精算課税
65歳以上の親から20歳以上の子に贈与する場合に適用され
2,500万円までは無税(税金ゼロ)です。
さらに①②の場合、もらった人がさらに「不動産取得税」を
払わなければなりません(税率3%=60万円)。
★相続税★
夫が亡くなり、相続人が妻と子2人の場合を想定します。
実際は相続人個別に計算しますが、ここでは一括で計算します。
控除額(遺産から差引ける金額)は、
3千万円+6百万円×3(法定相続人の人数)=4,800万円です。
評価額2千万円の土地及び家屋は控除額以下なので
無税(税金ゼロ!!
※他に財産が2,800万円以上あれば、相続税はかかります。

☆この他にも名義を書換えるときの「登録免許税」は
「贈与」は「相続」の5倍です。

◆ご夫婦なら配偶者控除というものがあり、優遇されます◆
贈与税◎
 ①婚姻期間が20年超で、居住用の住宅を贈与する
 ②婚姻期間が20年超で、居住用住宅の購入資金を贈与する
この場合2,110万円まで 無税(税金ゼロ)です
★相続税★
婚姻期間に関係なく
 ①配偶者の課税価格が1億6千万円まで
 ②課税価格が1億6千万円を超えても「法定相続分」まで
無税(税金ゼロ)になります。

いかがですか?
ただ『税金が多い、少ない』ということだけでなく、関係する人たちが
円満に、将来の事も見据えて考えなければなりません。
最適な方法を提案します。

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